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  • 仕事は副業。生きることが本業だ!

生きるために仕事をしているのであって、

仕事をするために生きているのは、私のような「どうかしている人」だけだ。

なのに、最近なぜか世間では本業のほかに副業を持てだなんていわれている。

その口ぶり、まるで仕事が本業みたいじゃないか!

仕事は生きるためにするもので、むしろ仕事が副業だ。生きるほうが本業だろう?!

 

な〜んていうと、立派な大人は顔を真っ赤にして怒るかもしれない。

でも、それじゃあダメなんだ。

つまらない大人が増えれば増えるほど、

この国……なんていうとおこがましいからいわないけれど、

少なくともこの地域はつまらなくなる。

つまらない大人が、つまらない子どもを再生産すれば、

どんどん自由がなくなって、発想が貧困で、にっちもさっちもいかない地方が完成する。

 

昔にくらべて、遊びは増えたろうか?

一見すればそう思えるかもしれない。確かに種類は増えた。

しかし、遊べる時間はどうだろうか。

 

自由は増えたか?

わずらわしいことからは解放されたかもしれないけれど、

そのぶん忙しくなってしまってはいないか。

携帯がない時代は、連絡つかないから仕方ないで済んでいたことも、

もう許されない。24時間仕事人間だ。

 

なにもかもが効率化されて、みんなが時間的余裕のある暮らしを

しなくなったから、かつてあったような村祭りもなくなって、

な〜んのつながりも楽しみもない現代の地方ができてしまった。

若者がいなくなるのも当たり前じゃないか。

地方唯一といっていい魅力すら、なくなろうとしている。

これは問題だ!(たぶんね

 

大人が楽しそうにしていない地域に、子どもが希望を持てるわけがない!

大人はもっと自由に、大人らしく遊ばなければならないと思う。

若い世代が希望を持てないで、地域の発展なんて望むべくもないぞ。

我々は年を取るんだから。どんどんショボくなっていく。

縮小再生産ってやつだ。

だから本当に地域を想うなら、若い世代を応援しなければならない。

 

ただ、自由や遊びといっても、なにをしたっていいわけじゃあない。

ルールでがんじがらめにするわけでもないけれど、野放図に放置していいものでもない。

大人が遊びかたの基本と、守らなければならない最低限のルールを定めて、

全力で遊んでみせる。

 

あそびのまち阿南が、あそびのなかから活力と新たな発想を生み出すのだ!

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